韓国コスメといえば、みずみずしいツヤ肌の仕上がりを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。特にクッションファンデーションは種類が多く、「ツヤ」「セミマット」「マット」と質感が分かれているため、どれを選べばいいのか分からなくなりがちです。
この記事では、ツヤ肌に仕上げたい方に向けたクッションファンデの選び方と、定番として名前が挙がるアイテムを整理しました。ベースメイクは一度買うと長く使うものですから、選び方の軸を押さえてから買いに行くと失敗が減ります。ラインナップや価格は変わりますので、購入前に各ブランドの公式情報も確認してください。

クッションファンデーションが人気の理由
クッションファンデーションは、スポンジに含ませたリキッド状のファンデをパフで取って肌にのせるタイプです。従来のリキッドやパウダーと比べて、次のような特徴があります。
- コンパクトなので持ち運びやすく、外出先で塗り直せる
- 手を汚さずに使える
- 1つで下地・日焼け止め・ファンデーションの役割を兼ねる製品が多い
- みずみずしい質感を出しやすい
朝の準備時間が短い方にとって、1ステップで済むという時短効果は無視できません。バタバタしている朝に下地・ファンデ・パウダーと重ねるのは、正直かなりの手間です。
ツヤ・セミマット・マットの違い
| 質感 | 仕上がり | 向いている肌質・場面 |
|---|---|---|
| ツヤ | みずみずしく光を反射する | 乾燥が気になる方・写真を撮る日 |
| セミマット | ほどよく抑えた自然な質感 | オフィス・幅広い場面 |
| マット | つやを抑えたさらっとした質感 | 皮脂が気になる方・夏場 |
ツヤ肌を狙うなら「ツヤ」または「グロウ」と表記されたタイプを選びます。ただし皮脂が多い肌質の方がツヤタイプを使うと、時間が経ったときにテカリに見えることがあるので、Tゾーンだけパウダーを重ねるといった調整が必要になります。
ツヤ肌タイプで名前が挙がるアイテム
TIRTIR(ティルティル)MASK FIT RED CUSHION
韓国クッションファンデの話題で頻繁に登場するのがティルティルです。MASK FIT RED CUSHIONは、ツヤのある仕上がりと保湿成分の配合が特徴として案内されています。コンパクトなサイズ感で、ポーチに入れて持ち歩きやすいのも支持されている理由です。
同シリーズには質感違いの製品もあり、MASK FIT CRYSTAL MESH CUSHIONは、メッシュでろ過した処方で透明感のあるツヤに仕上がるタイプとして案内されています。同じブランド内でも仕上がりが違いますので、パッケージの表記を確認して選んでください。
CLIO(クリオ)キルカバー メッシュグロウ エッセンシャルクッション
カバー力の高さで知られるCLIOのキルカバーシリーズですが、その中でもグロウ系はツヤ寄りの仕上がりです。メッシュグロウ エッセンシャルクッションは、軽やかでみずみずしい質感ながら、気になる部分をカバーしやすいという評価が見られます。厚塗り感が出にくいのも支持されている点です。
HERA(ヘラ)ブラッククッション
プチプラ帯より少し価格は上がりますが、根強い人気があるのがヘラのブラッククッションです。ナチュラルなツヤとカバー力のバランスが取れており、年齢を重ねた肌にも合わせやすいという声が多く見られます。「ツヤは欲しいけれど、テカって見えるのは避けたい」という方に向いています。
MISSHA(ミシャ)M クッションファンデーション
手に取りやすい価格で長く定番となっているのがミシャです。M クッションファンデーションにはモイスチャータイプがあり、うるおい感のある仕上がりを求める方に選ばれています。まずは価格を抑えてクッションファンデを試してみたい方の入り口として使いやすいアイテムです。

色選びで失敗しないための考え方
韓国コスメは色番の基準が日本と違うことがある
韓国ブランドのファンデーションは「21号」「23号」といった番号で色を表すことが多く、日本のブランドとは基準が異なります。一般的に21号が明るめ、23号がやや暗めとされていますが、ブランドごとに実際の色みは変わります。番号だけを見て通販で買うと、色が合わないことがあるので注意が必要です。
首との境目で確認する
色を確かめるときは、手の甲ではなくフェイスラインで試すのが基本です。顔と首の色が違う方は多いので、境目が自然に見えるかどうかで判断すると失敗が減ります。可能であれば店頭で試して、店の外の光でも確認してみてください。
迷ったら明るすぎない方を選ぶ
明るすぎる色を選ぶと、顔だけ浮いて見えることがあります。迷ったときは、ワントーン暗めの方が自然になじみやすい傾向があります。
クッションファンデはリフィル(詰め替え)が用意されている製品が多くあります。本体を買ったら、次からはリフィルだけを買えば費用を抑えられます。購入前にリフィルの有無を確認しておくと、長い目で見て節約になります。
肌質別に考える、ツヤの取り入れ方
「ツヤ肌にしたい」と思っても、肌質によって向き合い方は変わります。同じ製品を使っても仕上がりが違って見えるのは、ここが原因であることが多いといえます。
乾燥が気になる方
ツヤタイプはそのまま使いやすい肌質です。ただし、下地となるスキンケアが足りていないと、時間が経ったときに粉っぽく見えることがあります。ファンデーションの前の保湿を丁寧にしておくと、密着感が変わります。
皮脂が出やすい方
全顔にツヤタイプを使うと、日中にテカリとして見えてしまうことがあります。頬や目元にだけツヤを残し、Tゾーンはパウダーで抑えるという使い分けにすると、狙った質感に近づきます。ツヤ肌は「全体が光っている状態」ではなく、「光る場所と抑える場所の差」で作るものだと考えると分かりやすいでしょう。
混合肌の方
部位によって状態が違うため、1つの製品で完結させようとせず、部分ごとに調整する方が仕上がりが安定します。頬はツヤ、小鼻まわりはマットというように、優先順位を決めておくとメイクが早く終わります。
夕方まで崩れにくくするための工夫
朝はきれいに仕上がっても、夕方に鏡を見てがっかりした経験はないでしょうか。クッションファンデは水分量が多いぶん、崩れ方が気になりやすいタイプでもあります。ここは手順の工夫でかなり変わります。
薄く重ねる
厚く塗ったほうが持ちがよさそうに思えますが、実際は逆です。厚みがあるほどヨレやすくなります。薄く、必要な場所にだけ重ねるのが崩れにくくするいちばんの近道です。
スキンケアの油分を調整する
乳液やクリームをたっぷり使った直後にファンデを重ねると、油分でヨレやすくなります。塗ってから少し時間を置き、ティッシュで軽く押さえてから始めるだけでも違います。
直しは「足す」より「整える」
日中の化粧直しでファンデを重ねると、厚みが出て粉っぽくなりがちです。まずティッシュで浮いた皮脂を押さえ、必要な部分にだけ少量を足す。この順番にすると、朝の仕上がりに近い状態に戻せます。
ツヤ肌をきれいに見せるための使い方
1. スキンケアの直後は少し待つ
化粧水や乳液をつけた直後にファンデを重ねると、なじみが悪くなってヨレの原因になります。少し時間を置いて、肌が落ち着いてから塗り始めるだけで仕上がりが変わります。
2. パフは「押さえる」ように使う
横に滑らせると塗りムラが出やすくなります。ポンポンと押さえるように置いていくと、密着感が出て自然に仕上がります。顔の中心から外側に向かって、少しずつ薄く広げるのがコツです。
3. 気になる部分だけ重ねる
全体を厚く塗るのではなく、カバーしたい部分だけ重ねる方が結果的にきれいに見えます。全顔に厚みを出すと、ツヤではなく重たい印象になってしまいます。
4. パフは定期的に洗う
パフに皮脂や汚れが溜まると、仕上がりに影響します。週に1回程度は中性洗剤で洗うか、替えのパフを用意しておくと衛生的です。
一緒に用意しておきたいアイテム
ルースパウダー
ツヤタイプのクッションファンデを使うなら、Tゾーンだけ押さえられるルースパウダーがあると便利です。全顔にのせるとツヤが消えてしまうので、部分使いがコツです。細かいパウダーが入った小さめのケースを持ち歩けば、日中の化粧直しにも使えます。
あぶらとり紙またはティッシュ
皮脂が出てきたときに、上から粉を重ねる前に軽く押さえるだけで持ちが変わります。ヨレを防ぐための地味に効く一手間です。
替えのパフ
付属のパフだけだと、洗っている間に使えなくなります。予備のパフをいくつか持っておくと、常に清潔な状態で使えます。
よくある質問(Q&A)
Q. 下地は必要ですか?
A. 製品によっては下地の役割を兼ねているものもあります。ただし、毛穴や色ムラが気になる場合は専用の下地を使った方が仕上がりが安定します。パッケージの説明を確認して判断してください。
Q. 乾燥肌でもツヤタイプで大丈夫ですか?
A. 乾燥が気になる方にはツヤタイプが向いていることが多いといえます。ただし肌の状態には個人差がありますので、スキンケアで整えたうえで使うのが前提です。荒れが続く場合は使用を控え、医療機関に相談してください。
Q. SPFは入っていますか?
A. 日焼け止め効果が表示されている製品が多くありますが、数値は製品によって異なります。屋外で長く過ごす日は、別途日焼け止めを使った方が安心です。
Q. 開封後はどのくらい使えますか?
A. 一般的に、開封後は早めに使い切るのが望ましいとされています。においや質感に変化を感じたら使用を控えてください。
Q. マスクをする日はどれがいいですか?
A. 密着感を重視するなら、セミマット寄りの製品の方が扱いやすいことがあります。ツヤタイプを使う場合は、薄めにのせて部分的にパウダーで押さえると崩れにくくなります。
Q. 通販で買っても大丈夫ですか?
A. 色選びのリスクがあるため、初めて使う製品は店頭で試せると安心です。通販を利用する場合は、正規の取扱店かどうかを確認しましょう。化粧品の安全性については厚生労働省のサイトでも情報が公開されています。
まとめ:質感と色、この2つを先に決める
韓国コスメのクッションファンデーションは種類が多く、選び方の軸がないと迷い続けることになります。「ツヤかセミマットか」「自分の肌に合う色番はどれか」——この2つを先に決めてしまえば、候補はぐっと絞れます。
ツヤ肌を狙うなら、ティルティルやCLIOのグロウ系、ヘラ、ミシャといった定番から試してみるのが分かりやすい入り口です。価格帯も幅がありますので、まずは手に取りやすいものから始めて、質感の好みを掴んでいくのがおすすめです。
各製品の最新ラインナップや口コミは、@cosmeなどのコスメ情報サイトでも確認できます。

この記事の内容は記事執筆時点で確認できた情報にもとづいています。商品のラインナップ・価格・仕様は変更される場合がありますので、購入前に各ブランドの公式情報をご確認ください。

