コスメのトレンドは目まぐるしく変化しています。「何が流行っているの?」「自分に取り入れられるトレンドは?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
トレンドをすべて追いかける必要はありませんが、知っておくとメイクの幅がぐっと広がります。この記事では、今注目されているコスメトレンドを徹底解説します。ベースメイクからポイントメイク、スキンケアのトレンドまで網羅しているので、ぜひ参考にしてください。
ベースメイクのトレンド|素肌感と仕込み肌がキーワード
「スキンケア発想」のベースメイクが主流に
ここ数年のベースメイクトレンドで最も大きな変化は、「塗っている感」を出さない素肌っぽい仕上がりが主流になっていることです。ファンデーションに求められるのは、厚塗り感のないナチュラルなカバー力と、スキンケア効果の両立です。
美容液成分を配合したファンデーションや、スキンケアとメイクの境界線がなくなるようなティンテッドモイスチャライザーが人気を集めています。メイクしながらスキンケアもできるという一石二鳥のアイテムが支持されています。
ツヤ肌 vs マット肌の二極化
ベースメイクの質感トレンドは、水光肌のようなツヤ感たっぷりの仕上がりと、ふんわりマットな仕上がりの二極化が進んでいます。どちらが正解ということはなく、シーンや気分に合わせて使い分けるのがトレンドです。
日中はツヤ肌、フォーマルな場ではセミマットなど、TPOに応じた使い分けを楽しむ方が増えています。

下地の重要性が再認識
薄づきファンデーションが主流になるにつれ、下地の役割がより重要になっています。トーンアップ効果のある下地、毛穴をぼかす下地、ツヤ感を仕込む下地など、目的に特化した下地が続々と登場しています。
特に注目されているのが、カラーコントロール下地です。肌の赤みにはグリーン、くすみにはラベンダー、血色感にはピンクと、色を使い分けることで、ファンデーションの量を減らしながら理想の肌色に近づけます。
アイメイクのトレンド|抜け感と個性の時代
多色パレットからミニマルパレットへ
かつては12色や16色の大型パレットが人気でしたが、今のトレンドは4〜6色程度のミニマルなパレットへとシフトしています。本当に使いやすい色だけが厳選されたパレットは、日常使いしやすく、メイク初心者にも取り入れやすいのが魅力です。
くすみカラーとニュートラルトーン
アイシャドウの色味トレンドは、肌馴染みの良いくすみカラーやニュートラルトーンが引き続き人気です。テラコッタ、モーブピンク、オリーブブラウンなど、肌の一部のように溶け込む色味が支持されています。
一方で、ワンポイントとしてカラーアイライナーやカラーマスカラを取り入れる「さりげないカラーメイク」も注目されています。ボルドーやネイビーのアイライナーは、黒よりもおしゃれ感が出ると人気です。
涙袋メイクの進化
涙袋メイクは、かつてのぷっくりラメたっぷりから、より自然な仕上がりへと進化しています。細かいパール感のあるアイシャドウを涙袋に薄くのせ、影を控えめにするのが今のスタイルです。やりすぎ感のない、ナチュラルな目元の立体感を演出するのがポイントです。

リップメイクのトレンド|質感ミックスとパーソナルカラー
マット×ツヤのハイブリッドリップ
リップのトレンドは、マットとツヤの良いとこ取りをした「ハイブリッドリップ」が主流です。塗りたてはツヤ感があり、時間が経つとセミマットに変化するティントリップや、マットリップにグロスを重ねるテクニックが人気です。
パーソナルカラーに基づくリップ選び
パーソナルカラー診断の影響で、自分に似合う色を理論的に選ぶ人が急増しています。イエベ・ブルベという概念が一般に浸透し、コスメブランド側もパーソナルカラー別のカラー展開を意識した商品づくりを行うようになりました。
イエベ春:コーラルピンク、ピーチ、サーモン
イエベ秋:テラコッタ、ブラウンレッド、オレンジベージュ
ブルベ夏:ローズピンク、モーブ、ラベンダーピンク
ブルベ冬:レッド、ワインレッド、フューシャピンク
リップケア意識の高まり
リップメイクと同時に、リップケアへの意識も高まっています。トリートメント効果のあるリップオイルや、唇のエイジングケアができるリップ美容液が人気です。唇のコンディションが良いと、どんなリップカラーも映えるため、土台づくりが重視されています。
チーク・ハイライトのトレンド|血色感と光の仕込み
クリームチークの復権
パウダーチークが長年主流でしたが、クリームチークやリキッドチークの人気が再び上昇しています。肌に溶け込むようなジュワッとした発色は、素肌感のあるベースメイクとの相性が抜群です。
指やスポンジでポンポンとなじませるだけで自然な血色感が出せるため、テクニックいらずなのも人気の理由です。リップと同じカラーをチークに使う「ワントーンメイク」も引き続きトレンドです。
ハイライトは「バレないツヤ」がキーワード
ギラギラのハイライトは過去のものになり、今は「バレないツヤ」がトレンドです。微細なパールやシマーを含んだハイライトを、鼻筋やCゾーン、唇の上にさりげなく仕込むのが今のスタイルです。

スキンケアトレンド|シンプル&サイエンスの融合
スキンミニマリズムの台頭
何種類ものスキンケアを重ねる時代から、必要なものだけを厳選して使う「スキンミニマリズム」の考え方が広がっています。肌に余計な負担をかけず、本当に必要な成分だけを届けるというアプローチです。
化粧水・美容液・保湿クリームの3ステップに絞るシンプルケアや、オールインワンアイテムの進化版が人気を集めています。
成分重視の「スキンテリジェント」消費者
成分を見て化粧品を選ぶ「成分オタク」が増えています。ナイアシンアミド、レチノール、ビタミンC、セラミドなど、成分名で検索してから購入する消費者が増加中です。
各成分の効果を理解した上で、自分の肌悩みに合わせたスキンケアを組み立てる「パーソナライズドスキンケア」の考え方が主流になりつつあります。
成分について詳しく知りたい方は、化粧品成分オンライン(https://cosmetic-ingredients.org/)で各成分の効果や安全性を調べることができます。
マイクロバイオーム(肌フローラ)ケア
肌に存在する常在菌のバランスに着目した「マイクロバイオームケア」も新しいトレンドです。肌の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑えることで、肌のバリア機能を高めるというアプローチです。プレバイオティクスやプロバイオティクス配合のスキンケアアイテムが増えています。
サステナブルビューティーのトレンド
クリーンビューティーの拡大
肌にも環境にもやさしいコスメを求める「クリーンビューティー」の流れは、もはやトレンドではなくスタンダードになりつつあります。パラベンフリー、シリコンフリー、ヴィーガン処方など、成分のクリーンさを重視する消費者が増えています。
リフィル対応とエコパッケージ
リフィル(詰め替え)対応のコスメが急増しています。容器を繰り返し使うことでプラスチックゴミを減らし、コスト面でもお得になるリフィルシステムは、環境意識の高い消費者から大きな支持を得ています。
トレンドはあくまで参考であり、すべてを取り入れる必要はありません。自分の肌質やライフスタイルに合わないトレンドを無理に追いかけると、肌トラブルの原因になることもあります。自分に合うものだけをセレクトして取り入れるのが賢いアプローチです。

テクノロジー×ビューティーの最新トレンド
AIパーソナライズドコスメ
AI技術を活用して、個人の肌状態に最適なスキンケアやメイクを提案するサービスが登場しています。肌診断アプリで自分の肌質を分析し、最適な成分やアイテムをレコメンドしてもらえる時代になりました。
バーチャルトライオン
AR技術を使って、スマートフォンの画面上でメイクを試せるバーチャルトライオンが一般的になっています。実際に塗らなくても色味や質感を確認できるため、オンラインショッピングでの失敗が減少しています。
@cosme(https://www.cosme.net/)では、最新のコスメトレンドやユーザーレビューが豊富に掲載されているので、トレンドチェックに活用してみてください。
トレンドの取り入れ方|初心者でもできる3ステップ
ステップ1:まずはプチプラで試す
トレンドアイテムは、まずプチプラで試してみるのが賢い方法です。自分に似合うかどうかを確認してから、本命のアイテムに投資しましょう。
ステップ2:1つのトレンドだけ取り入れる
一度に複数のトレンドを取り入れると、チグハグな印象になりがちです。まずは1つのトレンドに絞って取り入れ、慣れてきたら少しずつ追加していくのがおすすめです。
ステップ3:自分の定番と組み合わせる
トレンドアイテムは、自分の定番メイクに1点だけプラスする感覚で取り入れると、自然に馴染みます。全部を変えるのではなく、いつものメイクにスパイスを加える感覚で楽しんでください。
VOCE(https://i-voce.jp/)でも、トレンドコスメの特集が定期的に組まれているので参考になります。
コスメトレンドに関するQ&A
Q1. トレンドメイクと自分に似合うメイクが違う場合はどうすればいいですか?
トレンドをそのまま真似する必要はありません。トレンドのエッセンスだけを取り入れて、自分に似合う形にアレンジするのがベストです。例えば、トレンドのカラーが似合わなくても、同じ系統の別の色味なら似合うこともあります。
Q2. トレンドコスメにいくらくらい投資すべきですか?
トレンドは移り変わるものなので、高額な投資は避けた方が無難です。プチプラで試してみて、本当に気に入ったものだけ良いものに買い替えるという段階的なアプローチがおすすめです。
Q3. SNSで見るトレンドメイクが自分にはケバく見えます。取り入れ方のコツは?
SNSのメイクは写真映えを重視していることが多く、実際に取り入れる際は半分くらいの強さにするのがちょうど良いです。使う量を減らしたり、色味を控えめにしたりして調整してみてください。
Q4. メンズコスメのトレンドも教えてください。
男性のスキンケア市場も急成長しています。BBクリームやコンシーラーなど、肌を整える程度のベースメイクが男性にも浸透してきています。「メイクしている」とわからない程度のナチュラルな仕上がりが人気です。
Q5. 年齢を重ねてもトレンドメイクを楽しめますか?
もちろん楽しめます。年齢に関係なく、新しいメイクに挑戦することは素敵なことです。ポイントは、質感を重視すること。年齢を重ねた肌には、ツヤ感のあるアイテムが特に映えます。マットすぎるアイテムよりも、みずみずしさのあるアイテムを選ぶと若々しい印象になります。

まとめ|トレンドを味方につけて自分らしいメイクを
・ベースメイクは素肌感&スキンケア発想が主流
・アイメイクはミニマル&くすみカラーがトレンド
・リップはマット×ツヤのハイブリッドが人気
・スキンケアは成分重視のミニマリズムへ
・サステナブル&テクノロジーが美容の新常識に
コスメトレンドは常に進化していますが、大切なのは自分の肌や好みに合ったものを選ぶことです。トレンドを参考にしながら、自分だけのベストコスメを見つけていきましょう。新しいアイテムとの出会いが、毎日のメイクをもっと楽しくしてくれるはずです。

