当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています

ビタミンC誘導体の化粧水はどう選ぶ?種類の違いと使い方をやさしく解説

スキンケア

スキンケアを調べていると、どこかで目にすることになるのが「ビタミンC誘導体」という言葉です。ただ、いざ化粧水を買おうとすると、パッケージに書かれている成分名が「アスコルビルグルコシド」だったり「APPS」だったり「3-O-エチルアスコルビン酸」だったりして、結局どれが自分に合うのか判断がつかないという壁にぶつかります。

この記事では、ビタミンC誘導体の種類をなるべく噛み砕いて整理し、化粧水を選ぶときにどこを見ればいいのかをまとめました。成分名の暗記は必要ありません。「だいたいこのグループ」という分け方さえ分かれば、売り場での判断はぐっと楽になります。

ナビ助
ナビ助
成分名がカタカナだらけで心が折れるやつだよね。でも仲間分けすると3〜4グループしかないから大丈夫!

そもそもビタミンC誘導体とは何か

ビタミンCそのもの(アスコルビン酸)は、水にも溶けるし体に必要な成分ですが、化粧品に配合するには弱点があります。とても壊れやすく、空気に触れたり光に当たったりすると変質してしまうのです。さらに、そのままの形では肌の表面のバリアを通りにくいという性質もあります。

そこで、ビタミンCに別の分子をくっつけて安定させ、肌になじんだあとで元のビタミンCに戻るように設計したのが「ビタミンC誘導体」です。安定性と、肌へのなじみやすさを両立させるための工夫だと理解しておけば十分です。

医薬部外品の有効成分になっているものもある

ビタミンC誘導体の一部は、医薬部外品(薬用化粧品)の有効成分として承認されています。承認された有効成分が規定の濃度で入っている製品は、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」といった表示ができます。一方で、化粧品カテゴリの製品はこうした表示ができません。パッケージに「医薬部外品」と書いてあるかどうかは、必ず確認したいポイントです。

ビタミンC誘導体の4つのグループ

細かく分ければキリがないのですが、実用上は次の4グループで捉えると分かりやすくなります。

グループ 代表的な成分名 特徴
水溶性 アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルNa/Mg 化粧水に配合しやすい。さっぱりした使用感
油溶性(脂溶性) テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 油になじむ。美容液・クリームに配合されやすい
両親媒性 APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na) 水にも油にもなじむ。安定性が低く低濃度配合が基本
新型・改良型 3-O-エチルアスコルビン酸、3-グリセリルアスコルビン酸 安定性が高く、無色透明で扱いやすい

水溶性タイプ:化粧水の主役

化粧水にいちばんよく使われているのが水溶性のグループです。アスコルビルグルコシドは医薬部外品の有効成分としても使われている、実績のある成分です。水にしっかり溶けるので、さっぱりとした使い心地の化粧水を作りやすいという特徴があります。

逆に言うと、油分をほとんど含まないので、これ1本で乾燥を防ごうとすると物足りなくなります。水溶性タイプの化粧水を使うなら、そのあとの乳液やクリームは省略しないのが基本です。

油溶性タイプ:化粧水にはあまり入らない

テトラヘキシルデカン酸アスコルビルに代表される油溶性タイプは、油に溶ける性質なので化粧水よりも美容液やクリームに向いています。化粧水でこの名前を見かけることは少ないですが、ライン使いを考えるときに知っておくと役に立ちます。

両親媒性(APPS):期待もされるが扱いが難しい

APPSは水にも油にもなじむ性質を持ち、注目度の高い成分です。ただしビタミンC系の成分は、もともと光や熱、空気に触れることで酸化しやすい性質を持っています。APPSもその例外ではなく、配合できる濃度や保存条件に制約があるのが実情です。APPS配合をうたう製品に、使う直前に粉末と溶液を混ぜるタイプや、遮光ボトル入りで開封後の使用期限を短く設定しているものが多いのは、このためだと考えられます。

手軽さを求めるなら、無理にAPPSを追いかける必要はありません。逆に、開封後1か月で使い切る前提で丁寧に扱えるなら、選択肢に入れる価値はあります。

ナビ助
ナビ助
「使い切れなくて冷蔵庫の奥で黄色くなってた」ってあるあるだよね。生活のペースに合う形を選ぶのが正解!

新型タイプ:安定していて使いやすい

3-O-エチルアスコルビン酸(ビタミンCエチル)や3-グリセリルアスコルビン酸といった新しめの誘導体は、安定性が高く、化粧水に入れても変色しにくいのが利点です。日常使いの化粧水として続けやすいのはこのグループだと言えます。

ビタミンC誘導体化粧水の選び方4か条

1. 自分の肌質に合ったテクスチャーを選ぶ

ビタミンC誘導体配合の化粧水は、さっぱり系に寄りがちです。脂性肌や混合肌の方には気持ちよく使えますが、乾燥肌の方が使うと「入れた瞬間はいいけれど時間が経つとつっぱる」と感じることがあります。乾燥が気になるなら、グリセリンやヒアルロン酸Naなどの保湿成分が一緒に入っているタイプを選んでください。

2. 容器の形状を見る

ビタミンC誘導体は種類によっては空気や光に弱いので、容器の設計も大事です。透明なボトルより遮光された容器、大口のジャーよりポンプやスポイトのほうが、酸化のリスクを抑えやすくなります。洗面所の窓際に置きっぱなしにしないという運用面の工夫も、同じくらい大事です。

3. 続けられる価格帯にする

スキンケアは1回で結果が出るものではなく、続けることが前提です。ドラッグストアで手に入る製品にも、ビタミンC誘導体配合のものは数多くあります。ロート製薬のメラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水のように、詰め替え用が用意されている製品を選ぶと、ランニングコストを抑えやすくなります。詰め替えがあるかどうかは、地味ですが長く使ううえでかなり効いてくる要素です。

4. 濃度表記に振り回されすぎない

「高濃度○%配合」という表記は目を引きますが、成分の種類によって適正な濃度はまったく違います。APPSのように1〜2%が基本の成分もあれば、もっと高い濃度で配合される成分もあります。数字の大小だけで優劣は決まらないということは覚えておいてください。濃度が高いほど、肌への刺激を感じる方が増えるという側面もあります。

注意

ビタミンC誘導体配合の化粧水は、人によってピリつきを感じることがあります。特に濃度の高い製品を初めて使うときは、いきなり顔全体ではなく、少量から試すのが安心です。

使い方のコツ

順番は洗顔のすぐあと

化粧水はスキンケアの一番手です。洗顔後に時間を空けると肌の水分が逃げていくので、タオルで押さえたらすぐつけるのが基本です。手のひらでもコットンでも構いませんが、コットンを使う場合はケチると摩擦になるので、たっぷり含ませてください。

朝も夜も使ってよい

ビタミンC誘導体の化粧水は、朝に使っても問題ありません。ただし紫外線対策は別途必要です。日焼け止めをきちんと塗ることが、シミ対策の土台になります。SPF・PA表示のある日焼け止めを、朝のスキンケアの最後に必ず組み込みましょう。

重ねづけより回数を分ける

一度にたくさんつけても、肌が受け止められる量には限りがあります。乾燥が気になるなら、一度に大量につけるのではなく、少量を2回に分けて重ねるほうがなじみます。

ナビ助
ナビ助
「バシャバシャ使うのが正義」じゃないんだよね。丁寧に2回に分けたほうが、量も節約できて一石二鳥!

化粧水だけで完結させないほうがいい理由

ビタミンC誘導体の化粧水を使い始めた方から多く聞くのが、「思ったより乾く」という声です。これは製品が悪いわけではなく、化粧水という剤形の役割を考えれば自然なことです。

化粧水の主成分は水です。水は肌に入っても、そのままにしておけば蒸発します。しかもそのとき、もともと肌にあった水分まで一緒に持っていってしまうことがあります。だからこそ、化粧水のあとに油分でフタをする工程が必要になるのです。

組み合わせるアイテムは、肌質に合わせて変えていきます。脂性肌ならジェルタイプの保湿ジェルで軽く抑える程度で足ります。乾燥肌ならセラミド配合の乳液やワセリンベースのクリームまで重ねたほうが、翌朝のコンディションが安定しやすくなります。混合肌の方は、Tゾーンはジェル、頬はクリームというように、部分で塗り分けるのが現実的です。

洗顔料の見直しも大切です。洗浄力の強い洗顔料で必要な皮脂まで落としてしまうと、そのあとに何を塗っても追いつきません。つっぱりを感じる洗顔料を使っているなら、まずそこを変えるほうが優先度は高いです。アミノ酸系の洗浄成分を使ったマイルドな洗顔料に切り替えるだけで、化粧水の入り方が変わったと感じる方もいます。

コットンと手のひら、どちらがいいか

これは好みで構いません。手のひらは温度が伝わってなじませやすく、コットンは均一に行き渡らせやすいという違いがあります。ただしコットンを使うときは、乾いた面でこすらないよう、たっぷり含ませることが前提です。摩擦は肌にとって余計な負担になります。毎日のことなので、続けやすいほうを選ぶのがいちばんです。

よくある質問(Q&A)

Q. ビタミンC誘導体とレチノールは一緒に使える?

使えないわけではありませんが、どちらも肌が敏感に反応することがある成分です。同時に始めるとトラブルが起きたときに原因が分からなくなります。朝はビタミンC誘導体、夜はレチノールというように時間帯を分けるか、まずどちらか一方から始めるのが無難です。

Q. 化粧水が黄色くなってきたけれど使える?

ビタミンC系の成分は酸化すると黄色〜茶色に変わることがあります。色が明らかに変わったものは使用を控えてください。もったいないからと使い続けるのは、肌にとってはむしろリスクです。

Q. 冷蔵庫で保管したほうがいい?

製品によります。冷所保存を推奨している製品ならそのとおりにしてください。指定がない場合は、直射日光と高温を避けた常温保管で問題ありません。冷蔵庫と室温を行き来させると結露する場合があるので、どちらかに決めて運用するのがおすすめです。

Q. 何か月くらい続ければいい?

肌の変化は緩やかです。少なくとも数か月単位で様子を見る前提で考えてください。途中で製品を次々に変えると、何が合っていたのか分からなくなってしまいます。

Q. 敏感肌でも使える?

製品次第です。刺激を感じやすい方は、濃度が控えめで、アルコールや香料を含まない設計のものから始めてください。二の腕の内側でパッチテストをしてから顔に使うと安心です。

Q. サプリでビタミンCを飲むのと、化粧水で使うのは違う?

まったく別のアプローチです。どちらか一方を選ぶ話ではなく、バランスのよい食事を土台にしつつ、外側のケアとして化粧水を使う、という位置づけで考えるのが自然です。なお、サプリメントは食品であり、特定の症状に対する効果をうたうものではありません。

まとめ

ポイント

・ビタミンC誘導体は「水溶性・油溶性・両親媒性・新型」の4グループで捉える
・化粧水の主役は水溶性と新型。APPSは扱いに手間がかかる
・医薬部外品かどうかで、表示できる内容が変わる
・遮光容器・詰め替えの有無など、続けやすさも選定基準に入れる
・濃度の数字だけで優劣は決まらない

ビタミンC誘導体は種類が多いぶん、調べるほど混乱しやすい成分です。ただ、グループ分けさえ頭に入れておけば、店頭で成分表示を見たときに「これは水溶性のグループだから、そのあとに乳液が要るな」といった判断がその場でできるようになります。情報を集めるより、1本を数か月続けるほうが得るものは大きいので、まずは無理なく買い足せる価格帯のものから始めてみてください。

参考:日比谷ヒフ科クリニック「APPS配合の化粧水とは」/肌のクリニック「ビタミンCとビタミンC誘導体について」/厚生労働省

この記事の内容は記事執筆時点の情報にもとづいています。製品の仕様や価格は変わることがあるため、購入前には各メーカーの公式サイトをご確認ください。

タイトルとURLをコピーしました