ヘアオイルは、もはやヘアケアの定番アイテム。髪のパサつきを抑えて、ツヤを出して、まとまりを良くしてくれる頼もしい存在です。
でも市販のヘアオイルって種類が多すぎて「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ヘアオイル選びで失敗している方は実はかなり多いので、髪質に合ったアイテムを正しく選ぶことが美髪への近道になります。
この記事では、市販で買えるヘアオイルの選び方を髪質別にわかりやすく解説していきます。正しい使い方やありがちなNG習慣まで、ヘアオイルに関する情報をまるっとお届けしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ヘアオイルは大きく分けて2種類あります。まずはそれぞれの特徴を押さえておきましょう。
植物性オイル
アルガンオイル、ホホバオイル、ツバキオイル、オリーブオイルなど、植物から抽出されたオイルです。
- 髪の内部に浸透して補修してくれる
- 自然由来で肌に優しい
- しっとり重めの仕上がりになりやすい
- 髪が細い人は重くなりすぎることも
シリコン系オイル(ミネラルオイル含む)
ジメチコン、シクロペンタシロキサンなどのシリコン成分がベースのオイルです。
- 髪の表面をコーティングしてツヤを出す
- サラサラ軽い仕上がり
- 熱から髪を守る効果あり
- 使いすぎるとベタつきの原因に
最近はこの2つをブレンドしたハイブリッドタイプも増えてきています。自分の髪質に合わせてベースのタイプを選ぶのが、失敗しないコツです。

髪質別・ヘアオイルの選び方
細い髪・軟毛の人
髪が細い方がオイルを間違えると、ペタンとしてボリュームがなくなってしまいます。軽めのテクスチャーのものを選ぶのが最大のポイントです。
おすすめ
- シリコン系の軽いオイル
- ホホバオイルベースのさらっとしたもの
- ミストタイプのヘアオイル
避けた方がいいもの
- 重めの植物性オイル(ツバキオイル単体など)
- こっくりしたテクスチャーのもの
太い髪・硬い髪の人
太くて硬い髪は広がりやすくて扱いにくいため、しっかりまとめてくれるリッチなオイルが向いています。
おすすめ
- アルガンオイルベースのリッチなもの
- ツバキオイル配合のしっとりタイプ
- 植物性とシリコンのブレンドタイプ
くせ毛・うねり髪の人
くせ毛にはオイルの力でまとまりを出すのが効果的です。湿気で広がるのも抑えてくれます。
おすすめ
- 重めのしっとり系オイル
- 湿気ブロック効果のあるもの
- ドライヤー前に使うとくせが落ち着きやすい
ダメージヘアの人
カラーやパーマで傷んだ髪には、補修成分入りのヘアオイルを選びましょう。頭皮にも優しいものだと安心して使い続けられます。
おすすめ
- ケラチン配合のもの(毛髪補修効果)
- アルガンオイル配合のもの(栄養補給)
- ヒートプロテクト機能付き(アイロンやドライヤーの熱から守る)

ヘアオイルの正しい使い方
タオルドライ後に使う(洗い流さないトリートメントとして)
これが一番基本的な使い方です。シャンプー後、タオルで水気を取った半乾きの状態でオイルを塗りましょう。
- 適量を手のひらに取る(ショートなら1〜2滴、ロングなら3〜4滴が目安)
- 両手のひらで薄く伸ばす
- 毛先を中心に揉み込むように塗る
- 中間にも軽く馴染ませる
- ドライヤーで乾かす
頭皮や根元には塗らないこと。ベタつきやぺたんこ髪の原因になります。毛先を中心に、中間までを目安にしてください。
スタイリング剤として使う
乾いた髪にオイルを少量つけると、ツヤ出し+まとまりアップのスタイリング剤として使えます。
特に最近はウェットヘアっぽいスタイリングが人気で、ヘアオイルを多めにつけて濡れ髪風にするのがトレンドです。ただし細い髪の方がやりすぎると「洗ってない髪」に見えてしまうため、量は控えめにするのがポイントです。ヘアオイルと合わせてトリートメントも見直したい方は以下の記事もチェックしてみてください。

ドライヤー・アイロン前のヒートプロテクトとして
熱から髪を守るヒートプロテクト効果のあるオイルなら、ドライヤーやヘアアイロンの前につけるのが効果的です。熱によるダメージを軽減してくれます。
ヘアオイルの使い方NG集
つけすぎ
ヘアオイルの最大の失敗が「つけすぎ」です。ベタベタして重くなるし、洗っても落ちにくくなります。少量から始めて足りなければ少しずつ足すのが正解です。
頭皮につける
ヘアオイルは髪に使うもの。頭皮につけると毛穴が詰まって、フケやかゆみ、抜け毛の原因になることがあるので注意しましょう。
濡れすぎの髪につける
びしょびしょの状態だとオイルが髪に馴染みにくくなります。タオルでしっかり水気を取ってから塗るようにしてください。


市販ヘアオイルのコスパについて
市販のヘアオイルは1,000〜3,000円くらいの価格帯が主流です。1本で2〜3ヶ月持つものが多いので、月あたりのコストはかなりお手頃といえます。
サロン専売品だと3,000〜5,000円以上するものも多いですが、最近は市販品でもサロン品質に近いアイテムがどんどん登場しています。
日本化粧品工業会ではヘアケア製品の成分や安全性について情報を公開しているので、気になる成分がある方はチェックしてみてください。
ヘアオイル以外にもやるべきヘアケア
ヘアオイルだけに頼るのではなく、トータルでヘアケアすることが美髪への近道です。特にシャンプー選びはヘアオイルの効果にも直結するので、以下の記事も合わせて確認してみてください。



- シャンプーの見直し:洗浄力が強すぎるシャンプーは髪を傷める。アミノ酸系シャンプーがおすすめ
- トリートメント:週1〜2回のインバストリートメントで集中補修
- ドライヤーの使い方:15cm以上離して、同じ場所に当て続けない
- 紫外線対策:髪も紫外線でダメージを受ける。帽子やUVカットスプレーで対策
- 食事:タンパク質(髪の主成分はケラチン)、亜鉛、ビオチンを意識して摂る
日本皮膚科学会では頭皮や毛髪に関する情報も発信しているので、薄毛や頭皮トラブルが気になる方は参考にしてみてください。
季節によってヘアオイルを使い分けよう
- 春夏:軽めのオイルでさらっと仕上げ。紫外線対策効果のあるものだとベター
- 秋冬:しっとり重めのオイルで乾燥対策。静電気防止効果のあるものもおすすめ
1年中同じオイルを使うよりも、季節に合わせて使い分ける方が髪のコンディションをキープしやすくなります。
口コミサイトなども参考にしつつ、実際に自分の髪で試してみるのが一番です。


よくある質問(Q&A)
Q. ヘアオイルは毎日使っても大丈夫?
はい、毎日使って問題ありません。ただし適量を守ることが大切です。つけすぎが蓄積するとベタつきの原因になるので、1回あたりの量はショートで1〜2滴、ロングで3〜4滴を目安にしてください。
Q. ヘアオイルとヘアミルクはどう違う?
ヘアオイルは油分ベースでツヤ・まとまり重視、ヘアミルクは水分ベースで軽い仕上がりになります。乾燥がひどい方はオイル、軽さを求める方はミルクが向いています。両方を併用するのもアリです。
Q. 朝と夜、どっちにつけるのがいい?
どちらでも効果はあります。夜はタオルドライ後のダメージケアとして、朝はスタイリング剤として使うのがおすすめです。朝晩の2回使いでもOKですが、その場合は1回あたりの量を控えめにしましょう。
Q. メンズでもヘアオイルは使える?
もちろん使えます。男性の方にもヘアオイルはおすすめです。特に髪が乾燥しやすい方やパサつきが気になる方には効果的です。軽めのテクスチャーのものを選べば、ベタつきも気になりません。
まとめ
市販ヘアオイル選びのポイントは、自分の髪質に合ったタイプを選ぶこと。細い髪なら軽めのシリコン系、太い髪やダメージヘアなら植物性のしっとり系がおすすめです。
使い方は「毛先中心に少量ずつ」が鉄則。つけすぎに注意して、頭皮には塗らないように気をつけましょう。正しく使えば市販のヘアオイルでも十分にサラツヤ髪は手に入ります。自分にぴったりのアイテムを見つけて、理想の髪を目指してみてください。
※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

