「トリートメントって種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない!」という声は本当に多いです。ドラッグストアのヘアケアコーナーに行くと壁一面にトリートメントが並んでいて圧倒されますよね。
実は、トリートメント選びで一番重要なのは「自分の髪質に合っているかどうか」です。どんなに評判の良い製品でも、髪質に合っていなければ効果を実感しにくいのがトリートメントの特徴です。
この記事では、本当に使える市販トリートメントを髪質やお悩み別にまとめました。正しい使い方も合わせて解説するので、今使っているトリートメントの効果を最大化するヒントにもなるはずです。
トリートメントの種類を理解しよう
まず、トリートメントには大きく分けて2種類あります。
インバストリートメント(洗い流すタイプ)
お風呂の中で使って洗い流すタイプ。髪の内部に栄養を補給して、ダメージを補修するのが主な目的です。
- 髪の内部補修がメイン
- 週2〜3回の使用が一般的(毎日使えるものも)
- しっかりと成分を浸透させたいときに
アウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)
お風呂上がりのタオルドライ後に使って、洗い流さないタイプ。髪の表面をコーティングして、ドライヤーの熱や紫外線から保護するのが主な目的です。
- 髪の表面保護・コーティングがメイン
- 毎日使用OK
- ヘアオイル、ヘアミルク、ヘアクリームなどがある
理想はインバスとアウトバスの両方を使うこと。インバスで内部補修→アウトバスで表面保護というダブル使いで、髪の状態はかなり改善します。

髪質別トリートメントの選び方
細毛・軟毛・猫っ毛
重たいトリートメントを使うとペタンコになりがち。軽い仕上がりのものを選びましょう。
- インバス:さらさら系、ノンシリコン
- アウトバス:ヘアミスト、軽めのヘアミルク
- 避けた方がいい:重めのヘアオイル、こってりクリーム
太毛・硬毛・剛毛
広がりやすい・まとまりにくい髪質。しっかり保湿して柔らかくしてくれるものが向いています。
- インバス:しっとり系、ケラチン配合
- アウトバス:ヘアオイル、ヘアバター
- ポイント:まとまり・柔軟性を重視
ダメージヘア(カラー・パーマ・アイロン)
ダメージヘアは髪内部のタンパク質が流出してスカスカになっている状態。補修成分がしっかり入ったものを選ぶのが鍵です。
- 注目成分:ケラチン、CMC補修成分、加水分解シルク
- インバス:集中補修マスク(週1〜2回)
- アウトバス:ヘアオイル(ドライヤーの熱から保護)
くせ毛・うねり
水分バランスが不均一なのが原因。水分量を均一にしてくれるトリートメントが向いています。
- 注目成分:シアバター、アルガンオイル、セラミド
- アウトバス:ヘアオイルやヘアクリームでしっかり保湿
トリートメントの効果を最大化する使い方
インバストリートメントの正しい使い方
- シャンプー後、水気をしっかり切る:びしょびしょの状態だとトリートメントが薄まって効果が半減する。軽く絞ってから塗る
- 毛先〜中間に塗る:根元には塗らない。根元に塗るとペタッとなるし、毛穴詰まりの原因にもなる
- 目の粗いコームでとかす:塗った後にコームでとかすと、成分が均一に行き渡る
- 5〜10分放置:蒸しタオルを巻くか、シャワーキャップをかぶるとさらに浸透が良くなる
- しっかりすすぐ:ヌルヌルが残らない程度にすすぐ。残りすぎるとベタつきや頭皮トラブルの原因に

アウトバストリートメントの正しい使い方
- タオルドライでしっかり水分を取る:ゴシゴシ拭くのはNG。タオルで挟んでポンポンと叩くように
- 適量を手のひらに取る:ショートは1プッシュ、ミディアムは2プッシュ、ロングは3プッシュが目安
- 手のひらでよく伸ばしてから:ドバッとつけるとムラになるから、手のひらで薄く広げてから塗る
- 毛先→中間の順で塗る:一番ダメージしている毛先からしっかり塗り込む
- ドライヤーで乾かす:根元→毛先の順で乾かす。最後に冷風を当てるとキューティクルが閉じてツヤが出る
注目のトリートメント成分
最近のトリートメントで注目したい成分をまとめました。
| 成分名 | 効果 | 向いている髪質 |
|---|---|---|
| ケラチン | 髪内部のタンパク質を補修 | ダメージヘア全般 |
| CMC補修成分 | キューティクルの接着剤的な役割を補修 | パサつき・広がり |
| アルガンオイル | 保湿+柔軟効果 | 硬毛・乾燥毛 |
| シアバター | 高い保湿力でしっとりまとまる | くせ毛・乾燥毛 |
| 加水分解シルク | 髪にツヤとなめらかさを付与 | ツヤが欲しい人 |
| ヒートプロテクト成分 | ドライヤー・アイロンの熱から保護 | アイロンをよく使う人 |
トリートメントとコンディショナーの違い
よく混同されますが、トリートメントとコンディショナーは役割が違います。
- コンディショナー(リンス):髪の表面をコーティングして指通りを良くする。内部への補修効果は弱い
- トリートメント:髪の内部に栄養を浸透させて補修する。表面のコーティング効果もあり
トリートメントの方が上位互換なので、コンディショナーとトリートメントを両方使う必要はありません。どちらか1つならトリートメントを選びましょう。
プチプラとサロン専売品の違い
「やっぱりサロン専売品じゃないとダメ?」と思う人もいるかもしれませんが、最近の市販トリートメントはかなり優秀です。
- 市販品のメリット:コスパが良い、どこでも買える、種類が豊富
- サロン専売品のメリット:高品質な成分配合、美容師のアドバイス付き、プロ仕様
普段使いは市販品、月1回のスペシャルケアにサロン専売品という使い分けがコスパ的にもおすすめです。@cosmeのランキングでは市販品もサロン品も一緒にランキングされているので比較しやすいです。

髪を根本から良くするために
トリートメントで外側からケアするだけでなく、内側からのケアも大事です。
- タンパク質を摂る:髪はケラチンというタンパク質でできている。肉・魚・卵・大豆をバランスよく
- 亜鉛を摂る:髪の成長に必要なミネラル。牡蠣、牛肉、ナッツ類に豊富
- ビタミンB群を摂る:頭皮の健康維持に。レバー、納豆、卵など
- 睡眠をしっかり取る:成長ホルモンの分泌が髪の成長にも影響する
日本皮膚科学会でも、髪と頭皮の健康について科学的な情報が提供されています。
やってはいけないNGケア
- トリートメントを頭皮に塗る:毛穴詰まり・頭皮トラブルの原因
- 自然乾燥:濡れた状態はキューティクルが開いたままでダメージを受けやすい。必ずドライヤーで乾かす
- タオルでゴシゴシ拭く:キューティクルを剥がして髪を傷める
- 毎日ヘアマスクを使う:重くなりすぎるし、成分の蓄積で逆にベタつくことも
市販トリートメントのQ&A
Q. シリコン入りトリートメントは良くない?
「シリコン=悪」というイメージがありますが、必ずしもそうではありません。シリコンは髪の表面をコーティングしてツヤと手触りを良くする効果があります。ただし蓄積すると重くなるので、週1回程度はシリコンフリーのシャンプーでリセットするのがおすすめです。
Q. トリートメントは毎日使うべき?
一般的なインバストリートメントは週2~3回で十分。毎日使える軽めのタイプもあるので、製品の推奨頻度に従いましょう。アウトバストリートメントは毎日使ってOKです。
Q. コスパの良いトリートメントの見つけ方は?
@cosmeのランキングやLIPSのクチコミで、「プチプラ」「ドラッグストア」のカテゴリで評価の高いものをチェックするのが効率的です。詰め替え用があるブランドを選ぶのもコスパアップのコツです。
Q. カラーの色持ちを良くするトリートメントは?
ヘマチンやカラーケア成分配合のトリートメントを選びましょう。カラー直後1週間は特に色落ちしやすいので、その期間は集中的にケアするのが効果的です。
参考:LIPS
まとめ
市販トリートメント選びのポイントは以下の3つです。
- 自分の髪質に合ったものを選ぶ(細毛→軽め、太毛→しっとり系)
- インバス+アウトバスのダブル使いで効果アップ
- 正しい使い方を実践する(毛先中心、放置時間を守る)
最近の市販トリートメントは本当にレベルが高いので、自分に合ったアイテムを見つければサロン帰りのような仕上がりも十分目指せます。正しい使い方をするだけで全然違ってくるので、ぜひ今日から試してみてください。
※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

