眉メイクは顔の印象を大きく左右する重要なパーツ。でも、「描き方がわからない」「左右対称にならない」「濃くなりすぎてしまう」など、初心者にとってはハードルが高く感じるものです。
実は眉メイクはコツさえつかめば誰でもきれいに描けるパーツでもあります。ポイントは、自分に合ったアイテムを選ぶことと、基本の描き方をマスターすること。この2つだけです。
この記事では、アイブロウの種類や選び方、初心者でも失敗しにくい描き方を丁寧に解説していきます。眉メイクに苦手意識がある方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

眉メイクに使うアイテムの種類と特徴
アイブロウアイテムにはいくつかの種類があり、それぞれ仕上がりや使いやすさが異なります。まずはそれぞれの特徴を知って、自分に合ったアイテムを選びましょう。
アイブロウペンシル
ペンのような形状で、眉毛を1本1本描き足すように使えるアイテムです。輪郭を整えたり、毛が少ない部分を補ったりするのに最適。繰り出しタイプと鉛筆タイプがあります。
初心者には、芯が柔らかめで描きやすい楕円芯タイプがおすすめ。細いラインも太いラインもコントロールしやすく、自然な仕上がりになります。眉毛専門ブランドのアナスタシア ミアレによると、0.9mmの超細芯ウォータープルーフペンシルは、初心者でも眉尻をきれいに描きやすいとのことです。鉛筆タイプは芯の硬さを自分で調整できるので、描き心地にこだわりたい方に向いています。
アイブロウパウダー
パウダー状のアイブロウは、ブラシでふんわりと色をのせることができます。描きすぎによる失敗が起こりにくいのが最大の魅力。グラデーションを作りやすく、ナチュラルな仕上がりになります。「描きました感」が出にくいため、眉メイク初心者に特におすすめできるアイテムです。
2〜3色がセットになったパレットタイプは、色を混ぜて自分好みの色が作れるので便利です。眉頭は薄く、眉尻は濃くといった使い分けにも活躍します。付属のブラシが細いチップタイプとワイドブラシの2本入りになっているパレットも多く、使い勝手が良いです。
アイブロウマスカラ
眉毛の毛流れを整えながら色をのせることができるアイテムです。眉毛の色を髪色に合わせたい方や、ペンシルやパウダーで描いた眉を自然に仕上げたい方に向いています。特に黒髪の方が眉マスカラでトーンを明るくすると、一気に垢抜けた印象になります。
単体で使うよりも、ペンシルやパウダーと組み合わせて仕上げのコーティングとして使うのがおすすめ。色持ちもアップしますし、毛流れが整うことで立体感のある眉に仕上がります。マスカラを塗るときは、まず毛の流れに逆らって塗ってから毛並みに沿って整えると、ムラなく色がのります。
アイブロウリキッド
筆ペンタイプのアイブロウで、毛を1本ずつ描き足すようにリアルな仕上がりが可能です。ウォータープルーフのものが多く、汗をかきやすい方にも向いています。ただし、描いた線を修正しにくいため、初心者がメインで使うには少しハードルが高めです。ペンシルやパウダーに慣れてきたら、ステップアップとして取り入れると良いでしょう。
スクリューブラシ
毛流れを整えたり、描いた眉をぼかしたりするのに使います。眉メイクには欠かせないツールなので、必ず1本持っておきましょう。アイブロウペンシルの反対側にスクリューブラシが付いているタイプもあり、持ち運びにも便利です。
初心者は「アイブロウパウダー+ペンシル」の2つ使いがおすすめ。パウダーでふんわりベースを作り、足りない部分をペンシルで補うと失敗しにくく、自然な仕上がりになります。
初心者向け:基本の眉の描き方
ここからは、初心者でも迷わない基本の描き方を紹介します。コツを押さえれば、誰でもナチュラルできれいな眉が描けるようになります。
ステップ1:スクリューブラシで毛流れを整える
メイクを始める前に、スクリューブラシで眉毛の毛流れを整えます。眉頭は上に向かって、眉中から眉尻は斜め外側に向かってとかすのがポイントです。これだけで眉の形がはっきりし、どこに描き足せばいいかが見えやすくなります。余分な毛が飛び出ている場合は、この時点で眉ハサミでカットしておくと仕上がりがきれいになります。
ステップ2:眉の基本位置を確認する
きれいな眉を描くために、まず基本の3点(眉頭・眉山・眉尻)の位置を確認しましょう。
- 眉頭:小鼻の脇から真上に伸ばした位置
- 眉山:黒目の外側から目尻の間あたり。正面を向いたときに眉の一番高い位置になる
- 眉尻:小鼻と目尻を結んだ延長線上。眉頭より下にならないように注意
この3点を意識するだけで、眉の全体的なバランスがぐっと整います。最初はペンシルで軽くガイドの印をつけてから描き始めると、迷いなく進められます。
ステップ3:パウダーでふんわり色をのせる
眉尻から眉山、眉頭の順に色をのせていきます。眉頭を先に描くと不自然に見えやすいので、必ず眉尻側から始めましょう。ブラシに取ったパウダーは一度手の甲で量を調節してから眉にのせると、つけすぎを防げます。眉頭はほんの少し色がのる程度でOK。ここが濃いと怒ったような表情に見えてしまいます。
ステップ4:ペンシルで足りない部分を描き足す
パウダーだけでは眉の形が整わない部分や、毛が少ない部分をペンシルで補います。このとき、「線を描く」のではなく「毛を1本ずつ描き足す」イメージで軽くストロークすると自然に仕上がります。眉尻は特にペンシルの出番。細いラインで丁寧に仕上げましょう。
ステップ5:スクリューブラシでぼかして仕上げ
最後にスクリューブラシで全体をぼかします。特に眉頭は入念にぼかすことで、自然なグラデーションが生まれます。描いた感が消えて、まるで自眉のようなナチュラルな仕上がりになります。眉マスカラを使う場合は、このタイミングで塗りましょう。

色選びのポイント
アイブロウの色選びは、顔の印象を大きく左右します。基本的なルールを押さえておきましょう。
髪色に合わせるのが基本
髪色よりやや明るめのブラウンを選ぶと、自然で柔らかい印象に仕上がります。以下を目安にしてみてください。
- 黒髪:ダークブラウンまたはグレー系がおすすめ。真っ黒で描くと重たい印象になりがち
- ダークブラウンの髪:ブラウン系で統一感を出す。自然な仕上がりになりやすい
- 明るいブラウンの髪:ライトブラウンやオリーブ系
- アッシュ系の髪:グレーやカーキ系で抜け感を演出
迷ったら「ダークブラウン」を選んでおけば、多くの髪色に合わせやすいでしょう。美的の記事でも、ダークブラウンは初心者にとって失敗しにくい万能カラーとして紹介されています。
初心者がやりがちな眉メイクの失敗と対策
眉が濃くなりすぎる
ペンシルの力加減が原因であることがほとんどです。ペンシルは軽い筆圧で短いストロークを重ねるように描きましょう。描きすぎた場合は綿棒やスクリューブラシでぼかして調整できます。パウダーメインで描けば、この失敗は起こりにくくなります。
左右が非対称になる
左右の眉を交互に少しずつ描き進めるのがコツです。片方を完成させてからもう片方を描くと、ズレが大きくなりやすいので注意しましょう。鏡から50cmほど離れて全体のバランスを確認しながら描くと、左右差に気づきやすくなります。
眉頭が不自然になる
眉頭はパウダーでふんわりぼかすだけでOK。ペンシルでしっかり描いてしまうと、のっぺりした不自然な印象になりがちです。眉頭は「何もしていないように見える」くらいがちょうど良い仕上がりです。
眉尻が下がりすぎる
眉尻が眉頭より下の位置にくると、困った顔や老けた印象に見えてしまいます。眉尻は眉頭と同じ高さか、やや上になるように意識しましょう。定規やペンシルを小鼻から目尻に当てて、その延長線上で眉尻の位置を確認すると正確です。

眉メイクの持ちを良くするコツ
せっかく描いた眉が夕方には消えている…という悩みも多いですよね。眉メイクの持ちを良くするテクニックを紹介します。
まず、眉メイクの前にフェイスパウダーを眉部分に薄くのせておくと、皮脂による崩れを防げます。眉の上は皮脂分泌が活発な部分なので、このひと手間で持ちが格段に変わります。
ウォータープルーフタイプのアイブロウを選ぶのも効果的です。汗や皮脂に強いため、夏場やスポーツ時にも安心。仕上げに眉マスカラでコーティングすると、さらに持ちが良くなります。眉用のトップコートも販売されているので、特に崩れが気になる方は試してみてください。
よくある質問(Q&A)
Q. 初心者はペンシルとパウダー、どちらから始めるべき?
パウダーから始めるのがおすすめです。ふんわり色がのせられるので、描きすぎによる失敗が少なく、修正もしやすいのが特徴です。慣れてきたらペンシルを足していくと良いでしょう。ペンシルとパウダーとブラシが1本にまとまった多機能アイテムもあるので、初心者にはそういったアイテムも便利です。
Q. 眉毛を整えるのとメイクするの、どちらが先?
まずは眉メイクで理想の形を描いてみて、それからはみ出た毛を処理するのがおすすめです。先に剃ってしまうと、思ったより毛がなくなってしまうことがあります。眉カットは眉ハサミとスクリューブラシを使って、はみ出した部分だけ少しずつカットするのが安全です。
Q. 眉メイクが落ちやすいのですが、持ちを良くする方法は?
眉メイクの前にフェイスパウダーを軽くのせておくと、皮脂による崩れを防げます。また、ウォータープルーフタイプのアイブロウを選ぶのも効果的です。仕上げに眉マスカラでコーティングすると、さらに持ちが良くなります。
Q. 眉毛が薄い場合はどうすればいい?
リキッドアイブロウで毛を1本ずつ描き足してからパウダーで全体をぼかすと、自然で立体的な眉に仕上がります。眉ティントを下地として使うのも手です。毛が少ない方はペンシルだけだとのっぺりしやすいので、リキッドとパウダーの組み合わせが効果的です。
Q. トレンドの眉を意識すべき?
トレンドを取り入れるのも楽しいですが、まずは自分の骨格に合ったベーシックな形をマスターすることが先決です。MAQUIAの記事によると、トレンドの眉はナチュラルで「描きました感」のない抜け感のある仕上がり。基本の描き方をマスターしていれば、そのまま今っぽい眉になります。
まとめ
眉メイク初心者が押さえるべきポイントは、パウダーとペンシルの2つ使いで、眉尻から描き始め、最後にスクリューブラシでぼかすこと。色は髪色よりやや明るめを選ぶと自然で柔らかい印象に仕上がります。
最初から完璧を目指す必要はありません。毎日少しずつ練習するうちに、自分に合った描き方が見つかるはずです。失敗しても綿棒ですぐに修正できるので、気負わずチャレンジしてみてください。
もっと詳しく知りたい方はアナスタシア ミアレの眉メイク解説や美的の初心者向けアイブロウガイドも参考にしてみてください。

