「今はどんなコスメがトレンドなの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。毎年めまぐるしく変わるコスメの世界は、追いかけるだけでも大変です。
今注目されているキーワードをまとめると「素肌感」「サステナブル」「テクノロジー×美容」の3つに集約されます。メイクもスキンケアも、肌を大切にしながら自分らしさを引き出す方向にシフトしている印象です。
この記事では、最新のコスメトレンドをカテゴリ別に分かりやすくまとめました。気になるジャンルからチェックしてみてください。
1. スキンミニマリズム
最近のメイクのメインテーマは「引き算」です。ガッツリ盛る時代は完全に終わり、素肌感を活かしたミニマルメイクが主流になっています。ファンデーションは薄付きのティントタイプやスキンティントが人気で、「すっぴんがキレイな人」に見せるのがゴールです。
- ファンデーション→スキンティント or 部分使いのみ
- コンシーラーは気になるところだけピンポイント
- パウダーは最小限(Tゾーンだけなど)
- スキンケアの延長としてのベースメイク
2. ラテメイク
温かみのあるブラウン~テラコッタ系のカラーで統一する「ラテメイク」が引き続き人気です。アイシャドウ、リップ、チークを同系色でまとめる統一感がポイント。ブルベの方でもイエロー寄りのブラウンを選べば浮きません。
3. グラスリップ(ガラスリップ)
ツヤツヤのガラスのような唇を作るリップトレンドです。透明感のあるグロスやティントリップを使って、ぷるんとした質感を演出します。マットリップの時代が長く続きましたが、ツヤ感が完全にカムバックしています。
4. カラーマスカラ
ブラックだけでなく、ブラウン、バーガンディ、ネイビーなどのカラーマスカラが定番化しています。ダークブラウンやテラコッタは黒マスカラより柔らかい印象になるため、ナチュラルメイク派にもおすすめです。
5. ストロビング(ツヤ肌ハイライト)
シェーディングで影を作るコントゥアリングから、ハイライトでツヤを足すストロビングにシフトしています。リキッドタイプのハイライターを頬骨、鼻筋、目頭にのせて、内側から発光しているような肌に仕上げるのがポイントです。

6. スキニーアイライン
目の際にごく細い線を引く繊細なアイラインがトレンドです。太いアイラインで目を大きく見せる手法から、自然に目元を引き締める繊細ラインにシフトしています。ブラウンやグレーなど、黒以外の色を使うのもポイントです。
7. ブラッシュブレンディング
チークを頬だけでなく、鼻先、こめかみ、目の下にまで広げてぼかす技法です。日焼け直後のような自然な血色感が出て、ヘルシーな印象に仕上がります。クリームチークを使うとなじみやすくなります。
スキンケアトレンド
1. スキンバリア重視
最近のスキンケアの最大トレンドは「肌のバリア機能を守る」こと。攻めのケア(ピーリング、レチノール)から、守りのケア(セラミド、CICA、保湿)へと意識がシフトしています。
肌を「強く」するのではなく、「壊さない」スキンケアが主流になってきた流れです。
2. マイクロバイオームスキンケア
肌の常在菌(マイクロバイオーム)のバランスを整えるスキンケアが注目を集めています。プレバイオティクスやプロバイオティクスを配合したアイテムが増えており、「菌活スキンケア」というカテゴリが確立されつつあります。
3. アダプトゲン成分
ストレスに対する肌の抵抗力を高めるアダプトゲン成分が注目株です。アシュワガンダ、ロディオラ、高麗人参などのハーブ由来成分が、スキンケアアイテムに配合されるケースが増えています。
4. ペプチドブーム継続
エイジングケア成分としてペプチドの人気が継続中です。特にマトリキシルやアルジレリンといった特定のペプチドに注目が集まっています。レチノールの代替として使う方も増えてきました。
5. ミニマルスキンケア
10ステップのスキンケアルーティンはもう過去のもの。3~4ステップで完結するミニマルスキンケアがトレンドです。必要最小限のアイテムで最大の効果を目指す考え方が広がっています。
6. スキンサイクリング
SNSで流行った「スキンサイクリング」が定着しています。毎日同じケアをするのではなく、夜のスキンケアを4日サイクルで回す方法です。
- Day 1:角質ケア(AHA/BHA)
- Day 2:レチノール
- Day 3:保湿のみ(回復日)
- Day 4:保湿のみ(回復日)
攻めと守りのバランスが取れており、肌への負担を最小限に抑えられるメソッドです。
スキンサイクリングは「攻めのケアと回復日を交互にする」考え方。毎日攻めのケアをやりすぎて肌荒れした経験がある方には特におすすめです。
韓国コスメトレンド
1. ガラス肌(ムルグァンピブ)進化版
韓国の「水光肌」トレンドがさらに進化しています。ただツヤがあるだけでなく、毛穴レスで透明感のある「完璧なツヤ肌」を目指すスタイルに。水光注射をしたような仕上がりをメイクで再現するテクニックが人気です。
2. ドクターズコスメの台頭
皮膚科医が開発に関わった「ドクターズコスメ」ブランドがさらに人気拡大中です。Dr.Jart+、COSRX、One Thingなど、成分にこだわった機能性コスメが日本でも定番化しています。
3. スキンケアメイク融合
スキンケア効果のあるメイクアイテムが韓国から続々登場しています。美容液ファンデ、セラム入りリップ、ヒアルロン酸配合アイシャドウなど、「メイクしながらケアする」アイテムがトレンドです。

サステナブルビューティー
1. リフィル(詰め替え)が標準化
デパコスブランドでもリフィル対応が当たり前になっています。容器を捨てずにレフィルだけ購入するスタイルが定着。環境に配慮しつつ、お財布にも優しい選択肢です。
2. ウォーターレスコスメ
水を使わず製造するコスメが注目されています。バーム、パウダー、固形タイプのアイテムが増えてきました。水を使わないことで防腐剤を減らせるメリットもあります。
3. アップサイクル成分
食品加工で出る副産物(果物の皮、コーヒーかすなど)をスキンケア成分として活用するアップサイクルコスメが増加中です。サステナビリティと効果を両立したアプローチとして評価されています。
サステナブルコスメの最新動向については日本化粧品工業連合会のサイトでも情報が公開されています。
テクノロジー×美容
1. AI肌診断の精度向上
スマホで撮影するだけで肌質や肌悩みを高精度に分析してくれるAI肌診断アプリが進化しています。診断結果に基づいてパーソナライズされたスキンケアを提案してくれるサービスも増えてきました。
2. バーチャルメイクアップ
ARを使ってスマホの画面上でメイクを試せるバーチャルメイクアップ機能が進化しています。ECサイトで購入前にリアルに試せるため、「買ってみたら色が合わなかった」という失敗を減らせます。
3. パーソナライズドスキンケア
DNA検査や肌分析の結果をもとに、自分だけのカスタムスキンケアを作るサービスが拡大中です。「みんなに良いもの」ではなく「自分に最適なもの」を求める流れが加速しています。
注目のコスメブランド
国内ブランド
- SHISEIDO:テクノロジーとアートの融合で世界的に評価上昇中
- KANEBO:スキンケア発想のメイクアイテムが充実
- THREE:ナチュラル×オーガニックの先駆者。サステナブルにも注力
- SUQQU:唯一無二の色展開とテクスチャーで根強い人気
海外ブランド
- Rare Beauty:セレーナ・ゴメスのブランド。リキッドチークが大人気
- Rhode:ヘイリー・ビーバーのスキンケアブランド。ミニマルで高機能
- Drunk Elephant:クリーンビューティーの代表格。成分重視派に
- The Ordinary:高濃度×低価格の成分特化ブランド。コスパ最強
最新のコスメランキングは@cosmeでいつでもチェックできます。
トレンドの取り入れ方
トレンドは「参考にするもの」であって「従わなきゃいけないもの」ではありません。全部取り入れる必要はなく、自分に合いそうなものだけピックアップするのが正解です。
まずはプチプラで試す
トレンドのメイクスタイルやアイテムは、まずプチプラで試してみるのがおすすめです。気に入ったらデパコスにグレードアップすればOKです。
定番は変えない
自分に合ったスキンケアの基本は変えずに、トレンドアイテムを1~2個プラスするぐらいがちょうどいいバランスです。基礎を崩すと肌荒れにつながることもあるので気をつけましょう。
Q&Aコーナー
Q. トレンドを追わなくても大丈夫?
A. もちろん問題ありません。自分に合うメイクやスキンケアが既にあるなら、無理にトレンドを取り入れる必要はありません。トレンド情報は「こんな選択肢もあるんだ」程度に参考にすると気持ちが楽です。
Q. 韓国コスメは日本人の肌にも合う?
A. 韓国コスメは日本人と近い肌質を前提に開発されていることが多く、相性が良いケースが多いです。ただし肌に合うかどうかは個人差があるので、初めて使うときはパッチテストを忘れずに。
Q. サステナブルコスメって効果は落ちる?
A. 効果が落ちるわけではありません。最近のサステナブルコスメは品質も非常に高く、環境配慮と効果を両立しているアイテムがほとんどです。
まとめ
最新のコスメトレンドは「素肌感」「バリアケア」「サステナブル」の3本柱です。共通しているのは「無理しない」「肌を大切にする」「地球にも優しい」という価値観です。
メイクもスキンケアも、自分の肌を活かして、自分らしくいられるのが一番。トレンドを楽しみつつ、自分のスタイルを見つけていきましょう。
最新のビューティートレンドはVOGUE JAPANでも詳しく特集されています。

※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

