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プラセンタ美容液の選び方|豚・馬・植物性の違いと使い方の基本

スキンケア

プラセンタは、スキンケアの世界ではかなり歴史のある成分です。長く使われてきたぶん製品の数も多く、「豚プラセンタ」「馬プラセンタ」「植物性プラセンタ」と種類も分かれていて、いざ選ぼうとすると何を基準にすればいいのか迷いやすいジャンルでもあります。

この記事では、プラセンタの種類ごとの違いと、美容液を選ぶときに見るべきポイントを整理してお伝えします。価格帯の幅が広い分野なので、何にお金を払っているのかを理解したうえで選べるようになるのがゴールです。

ナビ助
ナビ助
プラセンタって名前は知ってても、種類の違いまでは知らない人が多いんだよね。今日はそこをはっきりさせよう!

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プラセンタとは何か

プラセンタは英語で胎盤を意味します。化粧品に使われるのは胎盤そのものではなく、そこから抽出したエキスです。全成分表示では「プラセンタエキス」と記載されるのが一般的です。

胎盤にはアミノ酸、ペプチド、ミネラル、ビタミンなど多様な成分が含まれているとされ、その複合的な性質から化粧品原料として使われてきました。医薬部外品の有効成分としても承認されており、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」といった表示ができる製品もあります。ただしそれは、承認された有効成分が規定の濃度で配合された医薬部外品に限られます。

牛由来は使われていない

日本国内で流通する化粧品では、牛由来のプラセンタは使用されていません。過去の安全性に関する経緯から、原料として使わない運用になっています。国内で正規に販売されている製品を選んでいれば、この点を心配する必要はありません。

種類ごとの違いを整理する

種類 由来 特徴 価格帯の傾向
豚プラセンタ 豚の胎盤 流通量が多く、製品数も豊富 手が届きやすい
馬プラセンタ 馬の胎盤 希少性が高い。アミノ酸が豊富とされる 高めになりやすい
羊プラセンタ 羊の胎盤 国内製品は少なめ 製品による
海洋性 魚の卵巣膜など 厳密には胎盤ではない 中程度
植物性 植物の胎座部分 動物由来を避けたい方向け 幅がある

豚プラセンタ:定番であり主流

市場に出回っているプラセンタ配合化粧品の多くは豚由来です。流通量が安定していて価格も抑えやすいため、選択肢が豊富なのが最大の利点です。初めてプラセンタ系を試すなら、まず豚由来から始めるのが現実的だと思います。SPF豚(特定の病原体を持たない管理環境で育てられた豚)由来を明記しているブランドもあり、原料の管理体制を公開しているかどうかは選ぶときの目安になります。

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馬プラセンタ:希少で価格も上がる

馬は年に一度しか出産しないため、原料としての希少性が高くなります。そのぶん製品の価格も上がる傾向にあります。アミノ酸の含有量が豚より多いとする説明を目にすることがありますが、化粧品として肌に塗ったときの体感は人によって差があります。価格が高い=自分に合う、とは限らないので、まずは小さいサイズで試すのが賢明です。

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ナビ助
ナビ助
高いほうがいいって思いがちだけど、肌との相性は値段じゃ決まらないんだよね〜

植物性プラセンタ:名前は同じでも中身は別

植物性プラセンタと呼ばれるものは、植物の種子を支える「胎座」という部分から抽出されたエキスです。動物由来ではないため、原料の由来にこだわりがある方の選択肢になります。ただし、成分の構成は動物性のプラセンタとは異なります。名前が同じだからといって同じものだと考えないようにしてください。

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プラセンタ美容液の選び方

1. 医薬部外品かどうかを確認する

これが最初のチェックポイントです。パッケージに「医薬部外品」「薬用」と書かれていれば、有効成分の欄を見てください。プラセンタエキスが有効成分として記載されているなら、承認された効能の範囲で表示ができる製品です。表記がない化粧品カテゴリの製品は、保湿や肌を整える目的での配合になります。

2. 全成分表示での位置を見る

「プラセンタ配合」とうたっていても、リストの最後のほうに書かれているだけなら配合量はごくわずかです。パッケージの大きな文字より、裏面の小さな文字のほうが正直です。上位に記載されているか、あるいは配合率が公開されているかを確認してください。

3. においと使用感

動物由来のプラセンタは、原料特有のにおいが残る場合があります。香料でカバーしている製品が多いですが、においに敏感な方は無香料タイプのサンプルで確認してから本品を買うと失敗が減ります。毎日使うものなので、においが苦手だと続きません。

4. 容器と保存性

美容液は開封後に少しずつ使うものです。指を直接入れるジャータイプより、ポンプやスポイト、チューブのほうが衛生的で酸化のリスクも抑えられます。遮光された容器かどうかもあわせて見ておくと安心です。

ポイント

選ぶ順番は「医薬部外品かどうか」→「全成分表示での位置」→「においと使用感」→「容器と保存性」。この4つを押さえれば、価格だけで判断してしまう失敗はかなり減らせます。

使い方の基本

スキンケアの順番

美容液は化粧水のあと、乳液やクリームの前に使うのが一般的です。ただし製品ごとに推奨の順番が異なることがあるので、説明書きを確認してください。

量を守る

使用量の目安が記載されているなら、そのとおりに使ってください。少なすぎると伸ばすときに摩擦が起きて肌の負担になりますし、多すぎてもベタつくだけです。高価な製品ほどケチりたくなりますが、適正量で早めに使い切るほうが結果的にいいという点は覚えておいてください。

そのあとにフタをする

美容液のあとは、乳液やクリームで油分のフタをするところまでが1セットです。水分を入れる工程と逃がさない工程はセットで考えてください。乾燥が気になるならセラミド配合の乳液を、より強い保湿がほしいならワセリンベースのクリームを最後に重ねると安定します。

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朝は日焼け止めを忘れずに

どれだけスキンケアを重ねても、日中の紫外線対策を怠ると土台が崩れます。朝のスキンケアの最後には必ず日焼け止めを。外にいる時間が長い日は、メイクの上から使えるパウダータイプの日焼け止めがあると塗り直しが楽になります。

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ナビ助
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夜どんなに頑張っても、昼に無防備だと台無しになっちゃうからね。日焼け止めは味方だよ!

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プラセンタ美容液が向いている場面

成分の話だけしていても、実際の生活の中でどう使うかが見えないと選びづらいと思います。よく聞く困りごとと、そこにどう組み込むかを整理しておきます。

季節の変わり目に肌がゆらぐ

気温や湿度が動く時期は、いつものスキンケアが急に合わなくなることがあります。こういうときは、新しいものを一気に投入するより、保湿の工程を厚くするほうが安定します。美容液を1つ足すなら、同時にセラミド配合の乳液も見直して、フタの工程を強化するほうが安定しやすくなります。

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夕方になると顔がくすんで見える

デスクワークが長い日ほど、夕方に鏡を見てがっかりする——という声はよく聞きます。乾燥やメイク崩れが重なっていることが多いので、日中に使えるミスト状の化粧水を1本デスクに置いておくだけでも気分が違います。プラセンタ配合のミストタイプも販売されているので、外出先での保湿手段として持っておくのも手です。

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スキンケアに時間をかけられない

朝は分刻み、夜は疲れて倒れ込む——という生活だと、工程が多いケアは続きません。そういう方には、美容液を1本だけ足す形が現実的です。オールインワンタイプのジェルにプラセンタが配合された製品もあるので、工程を減らしたい方はそちらから探すのもありです。続けられない完璧なケアより、続けられる簡単なケアのほうが強いというのは、この分野の真理だと思います。

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買うときに気をつけたいこと

定期購入の条件を必ず読む

プラセンタ系の美容液は通販での販売が多く、初回だけ大きく割引される定期購入の形式をよく見かけます。継続回数の縛りがあるか、解約の連絡期限はいつか、総額でいくらになるかを申し込む前に確認してください。ここを読み飛ばして後悔するケースは本当に多いです。

飲むタイプと塗るタイプは別の話

プラセンタにはサプリメントやドリンクとして販売されているものもありますが、それらは食品であり、化粧品とはカテゴリが違います。また、医療機関で行われる注射は医薬品を用いた医療行為であり、化粧品とはまったく別のものです。混同しないようにしてください。

パッチテストをする

動物由来の成分に敏感に反応する方もいます。二の腕の内側などに少量つけて24時間ほど様子を見てから顔に使ってください。赤みやかゆみが出た場合は使用を中止し、続くようなら皮膚科を受診してください。

注意

過去に医療機関でプラセンタ注射を受けたことがある方は、献血に制限がかかる場合があります。これは注射に関する話で、化粧品やサプリメントとは別ですが、混同されやすい話題なので触れておきます。詳しくは日本赤十字社の案内をご確認ください。

よくある質問(Q&A)

Q. 豚と馬、結局どちらを選べばいい?

迷ったら豚由来から試すのがおすすめです。製品数が多く価格も抑えやすいので、相性を確かめるコストが低くて済みます。そのうえで物足りなければ、馬由来を検討するという順番が無駄がありません。

Q. 何歳から使うもの?

年齢の決まりはありません。肌の悩みや使用感の好みで選ぶものなので、「何歳になったら」という考え方をする必要はありません。

Q. 他の美容成分と併用できる?

基本的には併用できます。ただし、複数の新しいアイテムを同時に導入すると、合わなかったときに原因が特定できません。追加は1つずつにしてください。

Q. においが気になるときは?

無香料タイプや、においを抑える処方を採用している製品を選んでください。どうしても気になる場合は、夜だけ使うという運用にする方もいます。

Q. 妊娠中・授乳中でも使える?

化粧品として肌に使う分には一般的に問題ないとされていますが、体調が変わりやすい時期でもあります。不安がある場合は、かかりつけの医師に相談してから使ってください。

Q. どのくらい続ければいい?

肌の状態は緩やかに変化します。判断するなら数か月単位で見てください。1〜2週間で結論を出すのは早すぎます。

Q. 開封後の使用期限は?

明記されていない製品も多いですが、開封後は3〜6か月を目安に使い切るのが安心です。においや色に変化が出たら、期間内でも使用を控えてください。

Q. 男性が使ってもいい?

性別による制限はありません。ひげ剃り直後は肌が刺激を受けやすいので、少し時間を空けてから使うと快適です。

まとめ

ポイント

・プラセンタは胎盤由来のエキス。国内化粧品では牛由来は使われていない
・豚は流通量が多く手が届きやすい。馬は希少で高価になりやすい
・植物性は名前が同じでも由来も成分構成も別物
・医薬部外品かどうか、全成分表示での位置を確認する
・定期購入は総額と解約条件をチェックしてから申し込む

プラセンタは選択肢が多いぶん、情報も多くて迷いやすいジャンルです。ただ、種類の違いと見るべきポイントさえ分かっていれば、判断はぐっと楽になります。まずは手の届く価格帯で相性を確かめるという順番で、無理なく試してみてください。

参考:大正製薬「プラセンタ化粧品とは?」/日本赤十字社 献血について/厚生労働省

この記事の内容は記事執筆時点の情報にもとづいており、医学的な診断や治療の代わりになるものではありません。肌の状態に不安がある場合は医療機関にご相談ください。

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