「眉メイクが苦手」「左右対称に描けない」「そもそもアイブロウの種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」。眉メイクは、メイクの中でも特に苦手意識を持つ方が多いパーツです。
しかし、眉毛は顔の印象の8割を決めると言われるほど重要なパーツ。適切なアイブロウアイテムを選び、基本的な描き方をマスターするだけで、顔全体の印象がガラリと変わります。この記事では、初心者の方でも失敗しない眉メイクの始め方を徹底解説します。
アイブロウの種類と特徴
ペンシルタイプ
最もオーソドックスで初心者にも扱いやすいのがペンシルタイプです。鉛筆のように眉を1本1本描き足すことができ、細かい部分の調整も得意。繰り出し式なら削る手間もありません。
ペンシルは特に「眉尻」を描くのに最適です。眉山から眉尻にかけてのシャープなラインは、ペンシルでないと描きにくいため、1本は持っておきたいアイテムです。
パウダータイプ
ふんわりとナチュラルな眉に仕上げたい方はパウダータイプがおすすめです。ブラシでぼかしながら塗れるため、ペンシルよりも自然な仕上がりになります。パレットタイプなら2〜3色がセットになっているので、混ぜて使うことで微妙な色の調整が可能です。
眉全体のベースとして使い、足りない部分をペンシルで補う「パウダー+ペンシル」の組み合わせが定番テクニックです。
リキッドタイプ
筆ペンのような形状で、眉毛を1本1本描き足すことができます。毛が少ない部分や眉尻に使うと、まるで本物の眉毛のようなリアルな仕上がりに。ウォータープルーフタイプが多く、汗をかきやすい季節にも強いのが特徴です。
ただし、リキッドだけで眉全体を描くと不自然になりやすいため、あくまで「部分使い」がベストです。
マスカラタイプ(眉マスカラ)
眉毛の色を変えたい方や、眉毛の毛流れを整えたい方に最適です。髪色に合わせた眉マスカラを使うと、垢抜けた印象になります。
初心者の方が最初に揃えるべきアイブロウは「ペンシル+パウダー+眉マスカラ」の3点セットです。この3つがあれば、ナチュラルからしっかりめまで幅広い眉メイクに対応できます。

初心者向けアイブロウの選び方
色選びのコツ
アイブロウの色選びは、眉メイクの仕上がりを大きく左右します。基本的には以下のルールで選びましょう。
- 髪色が明るい場合:髪色と同じか、やや暗めの色を選ぶ
- 髪色が暗い場合:髪色よりもワントーン明るい色を選ぶ
- 黒髪の場合:真っ黒は避け、ダークブラウンやグレーブラウンを選ぶ
真っ黒のアイブロウは表情がキツく見える原因になるため、黒髪でもダークブラウン系を選ぶのがおすすめです。
硬さ・太さの選び方
ペンシルタイプの場合、芯の硬さによって仕上がりが変わります。
- やわらかめ:発色が良く、少ない力で描ける。濃くなりすぎに注意
- 硬め:薄づきでナチュラルに仕上がる。初心者はこちらが安心
芯の太さは、細芯(1.5mm以下)は眉尻などの細かい部分に、太芯は眉全体をざっくり描くのに向いています。初心者の方には「楕円芯」タイプがおすすめで、太い面と細い面を使い分けることで1本で眉全体をカバーできます。
落ちにくさで選ぶ
汗をかきやすい方や、長時間メイク直しができない方は、ウォータープルーフタイプを選びましょう。特に夏場は皮脂と汗で眉が消えやすいため、耐久性の高いアイテムが重宝します。

初心者でも失敗しない眉の描き方|基本の5ステップ
ステップ1:黄金比で眉の位置を決める
美しい眉を描くには、まず「眉頭」「眉山」「眉尻」の3つの位置を決めることが大切です。
- 眉頭:小鼻の延長線上
- 眉山:黒目の外側〜目尻の間
- 眉尻:小鼻と目尻を結んだ延長線上
この3点を意識するだけで、バランスの良い眉が描けます。慣れないうちは、スクリューブラシの柄やペンシルを顔に当てて、位置を確認してから描き始めましょう。
ステップ2:眉の下ラインを描く
初心者の方は「眉の下ライン」から描き始めるのが鉄則です。上ラインから描くと形が決まりにくく、左右差が出やすくなります。眉山から眉尻に向かって、スッと細くなるラインを描きましょう。
ステップ3:眉尻を描く
眉尻はペンシルで1本1本毛を描き足すようにして、自然なテーパーラインを作ります。眉尻が薄い方は、リキッドタイプを使うとよりリアルな仕上がりになります。
ステップ4:パウダーで眉全体を埋める
パウダーアイブロウで眉全体をふんわりと埋めます。眉頭は薄く、眉山に向かって徐々に濃くするグラデーションを意識しましょう。眉頭を濃く描きすぎると不自然で怒った表情に見えてしまうため、注意が必要です。
ステップ5:スクリューブラシでぼかす
最後にスクリューブラシで全体をぼかして、毛流れを整えます。眉頭は下から上に向かってブラシを動かし、それ以外は毛流れに沿って外側へとかしましょう。
眉を描くときは必ず「両方の眉を交互に」描きましょう。片方を完成させてからもう片方を描くと、左右差が出やすくなります。少しずつ左右交互に描き進めていくのが、左右対称に仕上げるコツです。

眉の形で顔の印象がこう変わる
平行眉
トレンドの平行眉は、眉山をあまり作らずに水平に近い形で描きます。やわらかく優しい印象になるため、フェミニンなメイクにぴったり。面長さんは横幅を出すことで顔のバランスが良く見えます。
アーチ眉
眉山にゆるやかなカーブをつけたアーチ眉は、上品で女性らしい印象を与えます。丸顔さんは縦の印象が強くなるため、すっきり見える効果があります。
ストレート眉
眉山を作らず、まっすぐに描くストレート眉は、知的でクールな印象に。ただし、太く描きすぎると「海苔眉」になりやすいので、自分の眉毛の生え方を活かしながら、自然なストレートラインを目指すのがポイントです。
上がり眉
眉尻を高めに描く上がり眉は、意志の強いかっこいい印象に。カジュアルやモードなメイクとの相性が良いです。
花王のビューティーサイト(www.kao.com・サイト終了)では、顔の形別のメイクテクニックが紹介されています。自分の顔型に合った眉の形を知りたい方は参考にしてみてください。
眉メイクの仕上がりを長持ちさせるコツ
眉メイク前のひと手間
眉メイクの前に、まぶたと眉の上にフェイスパウダーを軽くはたくと、皮脂を吸収して眉メイクが落ちにくくなります。また、スキンケアの油分が眉の上に残っていると滑りやすくなるため、ティッシュで軽くオフしてから描き始めましょう。
アイブロウコートの活用
描いた眉の上からアイブロウコートを塗ると、汗や皮脂による崩れを防げます。透明なマスカラのような形状で、眉の上からサッと一塗りするだけ。夏場やスポーツ時には特に重宝するアイテムです。
眉ティントという選択肢
数日間色が持続する「眉ティント」も、忙しい方や眉メイクが面倒な方におすすめです。就寝前に塗って翌朝はがすと、数日間は眉メイクなしでも自然な眉をキープできます。
アイブロウの口コミや使い方について、@cosme(アットコスメ)の公式サイトで多くのレビューが掲載されています。
眉毛のお手入れ方法
カットのやり方
眉毛が長すぎるとアイブロウがうまくのらないため、定期的なカットが必要です。
- スクリューブラシで毛流れを整える
- 眉の上ラインからはみ出た毛をハサミでカット
- 眉の下ラインからはみ出た毛もカット
- 眉間や眉上の余分な毛をシェーバーで処理
カットしすぎると取り返しがつかないため、少しずつ慎重に進めましょう。
理想の眉に近づくための育眉
眉毛を抜きすぎてしまった方は、「育眉」で眉毛を生やすところから始めましょう。眉毛美容液を朝晩塗ることで、眉毛の成長を促進できます。個人差はありますが、1〜2ヶ月で効果を実感する方が多いです。
資生堂のBeauty Info(www.shiseido.co.jp・サイト終了)では、眉の整え方やカット方法の詳しい解説が掲載されています。

よくある質問(Q&A)
Q1. アイブロウペンシルとパウダー、最初に買うならどちらですか?
A. 最初の1本はペンシルがおすすめです。眉尻の形を決めたり、足りない部分を描き足したりと、ペンシルは眉メイクの基本です。パウダーはペンシルだけでは「描きました感」が出てしまう場合のプラスアイテムとして、後から追加しましょう。
Q2. 眉毛が左右で形が違うのですが、どうすれば良いですか?
A. 左右の眉が完全に対称な方はほとんどいません。コツは「高い方の眉に合わせて、低い方を描き足す」ことです。高い方を削るよりも、低い方に足す方が自然に仕上がります。全体のバランスは少し離れた位置から鏡を見て確認しましょう。
Q3. 眉マスカラは絶対に必要ですか?
A. 必須ではありませんが、あると仕上がりが格段にアップします。髪色と眉色を合わせることで統一感が出て、垢抜けた印象になります。特に髪を明るく染めている方は、眉マスカラで眉色もトーンアップさせることをおすすめします。
Q4. 眉メイクが濃くなりすぎてしまいます。対策はありますか?
A. 濃くなりすぎる原因の多くは「力の入れすぎ」です。ペンシルは力を入れずに、毛を描き足すようにフェザータッチで動かしましょう。また、パウダーを使う場合は、ブラシについた余分な粉を手の甲で落としてから眉にのせると、つけすぎを防げます。
Q5. 自分に似合う眉の形がわかりません。どう判断すれば良いですか?
A. 基本的には「自分の骨格に沿った眉の形」が最も自然で似合います。自分の眉骨を指でなぞってみると、天然の眉山の位置がわかります。その骨格に沿って描くのが、最も失敗しにくい方法です。それでも迷う場合は、美容部員さんやメイクレッスンでプロに見てもらうのも良い方法です。
まとめ|眉メイクは練習あるのみ!まずは基本から始めよう
眉メイクは一朝一夕で上手くなるものではありませんが、基本を押さえて毎日練習すれば、確実に上達します。
初心者の方がまず押さえるべきポイントをおさらいしましょう。
- 最初はペンシルタイプから始める
- 色はアッシュブラウンが万能
- 眉頭・眉山・眉尻の3点の位置を意識する
- 下ラインから描き始めると失敗しにくい
- 左右交互に描いてバランスをとる
- スクリューブラシで最後にぼかして完成
眉メイクが上手になると、アイメイクの手間が減ることもあります。それくらい、眉は顔の印象を決定づける重要なパーツです。今日から少しずつ練習して、理想の眉を手に入れましょう。
